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メールサーバ名を独自ドメインで(SSL/TLS利用でも)

メールの送受信でもSSL/TLSによる暗号化を行うようになってずいぶん経ちますが、メールサーバ名は、お客様のドメイン名ではなく、メールサーバのホスト名を使っていただいていました(VPSやベアメタルサーバを除く)。

これはわりと他社でもそのような傾向で、さくらインターネットは「〇〇〇.sakura.ne.jp」(「〇〇〇」はお客様がつけたサブドメイン名)、エックスサーバは「sv***.xserver.jp」(「***」は数字)のようです。

長らくこの形でしたが、現在、Pleskコントロールパネル利用のサーバでは、SSL利用の場合でも「mail.独自ドメイン名」をメールサーバ名として使っていただけます。

利用するには条件があります。

(1) Plesk Obsidian 18.0.71 以降であること。※LD-XXX プラン、Linux-XXX プランを除くレンタルサーバサービスのほぼすべてのサーバが Plesk 18.0.71 以降となっています。
(2)「独自ドメイン名」がPleskから登録されていて、メールサービスが有効であること。
※WEBを利用していない「ホスティングなし」でも構いません。
(3)「mail.独自ドメイン名」はPleskに登録していないこと。
(4) SSLサーバ証明書に「Let’s Encrypt」を選択すること。
(5)「mail.独自ドメイン名」がDNSに設定され、Pleskサーバを向いていること。

条件が整っていましたら、Pleskの「SSL/TLS証明書」から、メールサーバも含めたサーバ証明書の発行(すでにWEBで利用中の場合は再発行)を行います。

(1)「ウェブサイトとドメイン」の「ダッシュボード」タブで「SSL/TLS証明書」をクリック

(2) まだ証明書を使っていない場合、Let’s, Encryptの「インストール」をクリック
  ※すでにWEBサイトで証明書を使用している場合は「証明書を再発行」をクリックしてください

(3)「このドメインでメールを保護」にチェックを入れる
  ※下に「mail.独自ドメイン名」が記述されているのを確認してください。
  ※「このドメインでウェブメールを保護」もチェックすることをお勧めします(「webmail.独自ドメイン名」がDNSに設定されていること)。

(4)「無料で取得」をクリック

証明書の取得が完了したら、Let’s EncryptのSSL/TLS証明書が発行され、ウェブサーバ、メールサーバに設定されます。

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