.NET Coreの利用方法について

■はじめに

 Plesk Onyx 17.8以降を搭載したWindows Server 2016サーバでは、.NET Coreをご利用いただけます。

対応サーバー
 WASP3プラン + Windows Server 2016
 Plesk Onyx 1.78 for Windows以降搭載のWindows Server 2016サーバー

■.NET Coreのインストール済バージョン(WASP3プラン)

 Microsoft .NET Core 1.0 Runtime 1.0.9
 Microsoft .NET Core 1.1 Runtime 1.1.6
 Microsoft .NET Core 2.0 Runtime 2.0.5

■サーバへのデプロイ方法

 「自己完結型の展開」を行ってください。

自己完結型の展開

 csprojファイルに以下を追加してください(太字部分を追加)。

<PropertyGroup>
    :      :
  <PublishWithAspNetCoreTargetManifest>
     false
  </PublishWithAspNetCoreTargetManifest>
  <RuntimeIdentifiers>
     win-x64
  </RuntimeIdentifiers>
    :      :
</PropertyGroup>

アプリケーションを発行してください。サーバへのアップロードはFTP、Web発行どちらでも構いません。

■仮想ディレクトリ(アプリケーション)の設定

従来のASP.NETアプリケーションと同様、.NET Coreアプリケーションについても、Pleskから仮想ディレクトリを追加し、「アプリケーション」としての動作設定を行ってください。
(/httpdocsはアプリケーションとして設定されていますので、/httpdocs直下に配置する場合は設定不要です。)

(1) Pleskにログイン
(2)「マイ契約」でドメイン名をクリック
(3)「ウェブサイトとドメイン」で「仮想ディレクトリ」をクリック
(4)「仮想ディレクトリを作成」をクリック
(5)「名前」に「test_deploy」と入力
(6)「パス」で「仮想ディレクトリと同名の物理ディレクトリを作成する」のチェックを外す
(7) フォルダパスの入力テキストボックスが表示されますので、ここに「/httpdocs」ではじまる、アップデート先のフォルダ名を入力。 または、フォルダアイコンをクリックしてフォルダを選択してください。
(8)「アプリケーション設定」で「実行パーミッション」に「スクリプトと実行ファイル」を選択
(9)「OK」をクリック
(10)「この名前の物理ディレクトリは既に存在します。…」という警告が表示されますが、そのまま「OK」をクリックします。

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